建築家 山岡良匡のデザイン事例

- Design houses -

施行は各地域の優秀な建設会社が行っております。
川木建設の施工は「中庭のある黒い家」です。

「和モダンテイストの家」

宮原の家

白と黒を基調とした和モダンテイストの家です。端竿敷地で四方から迫る近隣建物の隙間に向けて開口し、採光と視線の抜けを確保しています。吹き抜けを介して家全体をワンルームのようにつなげ、必要な場所に必要なスペースをそれぞれレイアウトしました。リビングとダイニングは天井高を変えて空間の仕切りを意識させています。リビングには外部へとつづく広いウッドデッキをつくり紅葉を植栽、浴室からも楽しむことができるようにしています。キッチンはシンクとコンロが分離したⅡ型レイアウト、大工造作によるオープン仕様です。2階は吹き抜けを囲むように寝室と和室、多目的コーナーを配置し、障子とロールスクリーンで必要な時だけ閉じるようにします。敷地の竿部分となる長いアプローチを抜け、黒い縦格子の門をくぐれば植栽とともに爽やかに人を迎えてくれます。

DATA

宮原の家(埼玉県さいたま市)

木造2階  SE構法
敷地面積 131.23㎡(39.69坪)
延べ面積  91.90㎡(27.79坪)
平成26年5月竣工