建築家 山岡良匡のデザイン事例

- Design houses -

施行は各地域の優秀な建設会社が行っております。
川木建設の施工は「中庭のある黒い家」です。

「駆け回れる家」

上尾の家2

子ども達と楽しく過ごせる住まいをテーマとした家です。2階は最小限の建具と重層する壁の開口によって緩やかに仕切られながらもフロア全体を一体につなげ、駆け回って遊べる広い空間をつくっています。開口部を敷地東側の公園に向けて切り取り、奥の部屋まで景観を取り込むようにしています。水色に着色された漆喰壁は家族で仕上げたもの、床のスノコは下階のキッチンとつながり会話ができるようにしています。大開口で明るいLDK、庭側にご主人のDIYによるウッドデッキができる予定です。引き戸を開放すればリビングの延長として使える和室。間にあるオープン階段を使ってよじ上ったりくぐったり隠れたり、子どもの想像力が広がることを期待しています。手足が直接触れる床や手摺などは木の温もりを感じられる無垢材で仕上げています。

DATA

上尾の家2(埼玉県上尾市)

木造2階  軸組構法
敷地面積 152.66㎡(46.17坪)
延べ面積 113.44㎡(34.31坪)
平成27年5月竣工