建築家 山岡良匡のデザイン事例

- Design houses -

施行は各地域の優秀な建設会社が行っております。
川木建設の施工は「中庭のある黒い家」です。

「ブリッジのある家」

所沢の家

1階ダイニングから2階スタディコーナー、さらにその上のロフトまで達する高さの吹き抜けをつくり、そこにブリッジを架けました。ブリッジとスタディコーナー、廊下を含めたこのスペースは子どもたちの楽しい遊び空間となり、吹き抜けを介して上下階で自然に親子の会話も生まれることでしょう。黒い壁で囲まれたトイレの裏には子ども部屋とぐるりと回れる裏動線をつくり、さらにロフトへ上がるハシゴも用意しました。LDKはリビングとダイニングを分けたいという希望から独立した畳敷きの和室を用意し、床を30cm上げてゆるやかに仕切りました。黄土を混ぜた漆喰で壁、天井を仕上げアクセントに独特の模様となるOSB板を使い黒で塗装しました。障子やTVボードは部屋に合わせてデザインしています。丸、三角、四角の窓、黒と黄色の壁、回遊性、ロフトなど感性を育む要素を沢山取り入れています。外観は3台の駐車場を確保することから導いたデザインです。

DATA

所沢の家(埼玉県所沢市)

木造2階 SE構法 長期優良住宅
敷地面積 130.75㎡(39.55坪)
延べ面積 104.57㎡(31.63坪)
平成23年2月竣工