建築家 山岡良匡のデザイン事例

- Design houses -

施行は各地域の優秀な建設会社が行っております。
川木建設の施工は「中庭のある黒い家」です。

「アジアンテイストの家」

浦和の家

プライバシーを保つ吹き抜けの中庭、自然素材とダークな色調で統一したアジアンテイストの家です。中庭と吹き抜けのハイサイド窓からの採光によって、四方を建物で囲まれた不利な立地条件であっても、明るく開放的な空間を実現しています。リビングは中庭へ開口し、床と同じ高さのウッドデッキによって広がりを持たせ、キッチンからも中庭を望めるようにしています。キッチンは米杉角材とステンレスで造作したオリジナル仕様です。2階の書斎は仕切りをつくらず、リビングと吹き抜けでつながる開放的な空間構成に。寝室は畳敷きの布団で寝るスタイル、勾配天井のスリットから光が落ちる演出をしています。太陽光パネルを設置する最適角度から屋根勾配を決めたことで、広い小屋裏収納を確保できました。旗竿敷地から見える玄関正面の外観は、高さのある深い庇と木製格子、肌色の袖壁を組み合わせてデザインしました。

DATA

浦和の家(埼玉県さいたま市)

木造2階 SE構法 長期優良住宅
敷地面積 111.43㎡(33.70坪)
延べ面積  87.35㎡(26.42坪)
平成23年1月竣工