建築家 山岡良匡のデザイン事例

- Design houses -

施行は各地域の優秀な建設会社が行っております。
川木建設の施工は「中庭のある黒い家」です。

「絵画アトリエのある家」

ユーカリが丘の家

台形の敷地条件からアトリエとLDKの2つのボリュームを南北にずらし、中央に水廻りを配置させることで、どちらからも水廻りに出入りできる回遊式のプランとしています。アトリエは絵画制作に必要な約20帖の広さと高さ5mを持った大空間で、作業面に影ができないように北側からの安定した光を取り込むようにしています。床は汚れたら塗り替えや交換が容易にできるラワン合板を使い、仕上げの塗装は施主によるDIYで行いました。LDKは吹き抜けとハイサイド窓による明るく開放的な大空間、建物をずらすことで生まれた庭の植栽に視線が抜け、爽やかさと広がりを感じられます。吹き抜けに架かる梁は将来に備えたもの、床を張って部屋を増やすことができるようにしています。外観はシンプルな白いサイディングと木製格子、ブルーのアクセント壁でまとめました。

DATA

ユーカリが丘の家(千葉県佐倉市)

木造2階 SE構法 長期優良住宅
敷地面積 242.82㎡(73.45坪)
延べ面積 110.13㎡(33.31坪)
平成24年1月竣工