建築家 山岡良匡のデザイン事例

- Design houses -

施行は各地域の優秀な建設会社が行っております。
川木建設の施工は「中庭のある黒い家」です。

「南欧風の二世帯住宅」

佐知川の家

平屋側が親世帯、2階建側が子世帯となる完全分離型の二世帯住宅です。南側の豊かな庭をそのまま残すように建物は北側へ寄せて配置し、新たに枕木の庭を子世帯側に設けました。スペイン風瓦の屋根と橙色の外壁、深く低い軒と列柱で陰影のある外観をつくっています。親世帯側のリビングは屋根なりの勾配天井、軒先に向けて低くし庭へ連続するように見せています。窓際には床から40cm高いベンチ収納を造作し寛げる場所を用意。天井の一番高い所には木製格子を設け、ハイサイド窓から光を落とします。子世帯側のリビングは全体的にダークカラーでまとめたインテリア。一部に3帖程の畳コーナーをつくり、カウンターや収納棚を造作しました。子供室はアクセントカラーを使ったナチュラルなインテリアです。

DATA

佐知川の家(さいたま市西区)

木造2階  軸組構法
敷地面積 691.91㎡(209.30坪)
延べ面積 198.76㎡( 60.12坪)
平成29年7月竣工